March,21,2004
「八雲ー、愛理ちゃんから聞いたんだけど最近播磨君と仲いいんだって?」
「え?あ、いや…たまに学校の屋上とかバイト先とかで話すくらい…」
「そうなんだー…でも八雲が男の子とそんな風にするのって今まであんまなかったよね」
「そ、そうかな…」
「…ねぇ八雲、ホントのところ播磨君のことどう思ってるの?お姉ちゃんには本当のこと話して」
「ど、どう思ってるって…」
「播磨君のこと好きなの?」
「!!!」
「もしそうならお姉ちゃんは応援するから遠慮無く言ってね」
「い、いや…それに播磨さんには好きな人が…」
「八雲播磨君の好きな人知ってるの?教えて教えて!やっぱミコちゃん?それとも愛理ちゃん?」
「……ごめん姉さんそれは言えない」
「それは播磨君と八雲だけのヒミツ?」
「う、うん…」
「そうなんだー。いやもし八雲が播磨君のこと好きでちゃんとお付き合いしたいって考えてたら
播磨君が前に愛理ちゃんやミコちゃんといろいろあったのも話しとかなきゃいけないかなーと思って」
「いや…姉さん、それは多分勘違いとかだと思う」
「勘違い?」
「播磨さんは、ねes…その人のことだけをずっと大事に思ってきたみたいだから…
沢近先輩とのことももともと人違いだったみたいだし…あ」
「なるほどー、やっぱ播磨君が好きなのはミコちゃんだったんだー♪」
「い、いや、ちが…」
「じゃあ誰?」
「……」
「ふっふっふ、八雲はまだまだだな〜。でも播磨君愛理ちゃんに告白したのミコちゃんと間違えてだったんだ。
それで愛理ちゃん播磨君のこと怒ってたんだね…でも良かったよ播磨君お猿さんじゃなくて」
「姉さん…」
「あ、わかってるよ八雲。勿論播磨君の好きな人は皆にはナイショね。
でも八雲が協力してるんなら私も播磨君のこと応援…あれ、でもミコちゃん
今鳥君とも良い雰囲気だしカレリンが今鳥君のことが好きだから…あーもーどーしたらいいの」
「……」
おしまい。
暴走お姉ちゃんパワーな天満が書きたくて書いたんだけど、今読み返してみると微妙に鉛筆だなぁというか(w